2008-11-16

辞書を使いつつ，めんどくさい時は単語スキップしつつも読み終わった。毎朝地下鉄でほんのちょっとずつ、夜は寝床でほんのちょっとずつ（1ページくらいで、ねちゃう）ゆっくりゆっくり。やはりこれは単行本では未読だったようだ。世界の終わりやノルウェイよりあとだったのね。1988の作品。世界の終わりはずいぶんあとから読んだけど、80年代後半はなんだか違和感があって、ハルキから遠ざかっていたのだなあ、自分。失敗作という話もあるのか。でもそれなりに楽しめたし、20年前という古さより、今なお有効な材料がたくさんあることを感じた。サスペンス風でもあり、どこかデビッド・リンチ的な感じもある。ノルウェイの森が映画化されるということだが（ダンスを読み終わりそうなので、こちらもペーパーバックを買ってみた。あと、めくらやなぎと眠る女も買ってみた。）このダンス・ダンス・ダンスを映画化したら、とてもおもしろくなるんじゃないかと思った。オダギリ・ジョー@僕、麻生久美子@ユミヨシ、ってちょっと違うか。なにせ、五反田君にユキにアメにディック・ノースにキキに二人の刑事…キャラクターがものすごく映画向きだと思う。監督はだれがいいかなー。