塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

サンボマスター購入

世界はそれを愛と呼ぶんだぜアーティスト: サンボマスター出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント発売日: 2005/08/03メディア: CD購入: 1人 クリック: 60回この商品を含むブログ (189件) を見るサンボマスターは君に語りかけるアーティスト:…

妖怪大戦争(まだ観ていない人は読まないでね)

日中を避け、ゆうべ観てきました。はじめから終わりまで、笑いっぱなしでした。こてこてのRPG的な筋を、絶えずパロディ化するようなセリフや間があり、その二重の文脈がおもしろかった。東京都庁や東京都知事もいいようにおちょくられていました。妖怪的なず…

草ボーボー

暑いので、草取りをするなら朝早ーく起きなければならないが、お休みには夜更かししたい。起きるのは8時過ぎなので、庭に出るのはもう無理。てことで今年の夏もジャングル化。自生のヒオウギスイセンや(多分)エゾカンゾウが草の間から咲く。家人にせめられ…

一句

「殺人を 提出すなる 姑かな」ってこわいじゃん。伝聞推定の助動詞「なり」を使いこなす折口さんでした。

「仏像でわかる仏教入門」ひろさちや

これは小中学生から読めるわかりやすさ。むずかしいことは書いていない。仏像を美術品としてみてはいけない、仏像を見て、美しいとかどうだとかいうことは、ものとして批評することだからいけない、というひろさちやさんと、みうらじゅん・いとうせいこう仏…

「マンゴーのいた場所」ウェンディ・マス 金原瑞人訳

若い人に薦められて読む。13歳の少女ミアは、8歳の学校での出来事以来、自分ひとりの秘密にしていた「共感覚」を親にカムアウトする。数字に色が見えて、数学の勉強に支障が出てきたのだ。専門医との出会いにより自分の感覚が直すべき「病」ではないと知るが…

一句

「グロテスク 編集される 訃報かな」

「新編 森のゲリラ 宮澤賢治」西成彦

kateさんの日記に「日本人はmulti-lingual」とある(kateさん、おめでとうございます)。kyoshidaさんの日記では「発見」について「自然の前に謙虚であるとき自然が口を開く 」状態だと言われていた。そういう言葉を頭の中で響かせながら読んでいるのが「新…

ハリー・クラーク絵 荒俣宏訳 アンデルセン童話集

注文していたアンデルセン童話集が届いた。ハリー・クラークの絵が目当てだ。小学生から中学生にかけての愛読書に(多分親の持っていた新潮かどこかの文学全集の中の)エドガー・アラン・ポーの作品集があった。「アッシャー家の崩壊」「モルグ街の殺人」グ…

こねずみにしたわけ

こういうペットの場合いつもはうさぎを選んでいたわたしが、今回こねずみにしてみたのは、古事記の「外はすぶすぶ内はほらほら」のシーンを思いだしたからです。大好きなシーンです。ことばも魅力的だし、「外すぶ内ほら」からあふれるいろいろなイメージや…

ついつい飼ってしまった

kateさんとこのくうたくんとあそんでいて、影響されやすいわたしも下の方に飼ってみました。名前にたがわず、いきなり「民俗」とか「妖怪」とかしゃべるので笑いました。

姑獲鳥の夏

先日、「妖怪大談義」も読んだことだし、夏休みのお楽しみで「姑獲鳥の夏」を観てきました。うーん、気楽に観られたのはよかったのですが、映画じゃなくてTVドラマをみているかんじでした。やっぱり役者をTVで観すぎていて、非日常感、時代感、わたしの望む…