2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「タイガー&ドラゴン」を見ていると、むかーしむかしの落語研究会在籍当時のことをあれこれ思い出す。やったのは、「薬缶」「三年目」「狸賽」「味噌蔵」…(あんまりたくさんやっていないなぁ)。「三年目」は先妻のユーレイが現れるシーンを演じるのがおも…
そうとうおもしろい、タイガー&ドラゴン。なんというか、おもちゃのカンヅメみたいな楽しさ。相変わらずの疾走感から、落語再現ドラマの場面で時間の流れ方がほっこりモードに切り替わるのがいい。緩急自在。初回を見逃したのが悔やまれる。(金曜の夜は見…
雪解け100パーセント。(家の北側にはまだ残っているが。)クロッカス、チオノドクサも咲いた。まだよく見ていないが、庭中央あたりの薔薇は、くの字に折れているようだ。去年はかなり縛り技も上達したと思ったのだが…。豪雪には勝てず。
http://www.h-paf.ne.jp/ogist/ はじめてシアターzooに行く。寒かったので、地下鉄中島公園駅からの道が遠く感じられた。キャスティングをかえての再演。疲れていたため、集中力を欠いていた。座席もつらかった。ああいう地下の劇場はなんだか圧迫感があるな…
アジア人として、自分のなかの多神教的な感覚の優勢(キリスト教に対するどこか居心地の悪い感じ)を感じているわたしだが、十代の後半に唐突に身内を亡くしたときに感じたのが、圧倒的な簒奪者としての一神教の神の存在(見えざる手)だった。与えるときに…
基本表現80で身につくフランス語―使えるフランス語をモノにする! (世界の言葉を話そう!マルチリンガルBOOKシリーズ)作者: 加藤晴久,平野和彦出版社/メーカー: かんき出版発売日: 2000/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る2月くらいから、一…
人の「名前」を扱うについては、細心すぎるということはない。 「名」は「呪」。(@「陰陽師」) かろがろしく扱えば、悪いことが起こるかもしれないぞえ。 何をそんなに急いでいるのだろう。 急いだ先に何があるのだろう。 スナフキンは立て札が嫌い。わた…
今日からスタートですね。 つっこみ地蔵とともに、パーツ「怖い人」になると宣言するみうらじゅん氏の動画が見られますよ。 あいかわらずおもしろいこと言う。 愛知万博会場で、糸井重里氏とのトークイベント、展示もあるそうな。 http://www.1101.com/ongae…
ようやく朝日新聞にアイカテの書評(南伸坊)が載りましたね。遅いぞ、朝日。南さんが、宮武外骨に言及していたのは、「たしかにそうね。」ただ、外骨には、「反骨」「反権力」の匂いがあるけれど、みうら氏にはそういう「反」のスタンスはまったくない。何…
http://www.mmjp.or.jp/ragu/ 久々にラグの芝居を観た。横溝正史・石坂浩二金田一の映画が好きなわたしとしてはかなり好きな雰囲気だった。責任のない身で、勝手に言えばいろいろあるが、まだ公演2回目、これから変化していくのだろう。今井大蛇丸さんの音楽…
買ってきました。聴きながら書いています。こういう類の楽曲を聴くことは珍しいのですが、すばらしいヴォーカルですね。テクニックだけでなく、声の透明感がいいですねぇ。10代ですか…恐るべし三浦大知。子ども(FOLDER)のときのもやっぱり欲しくなっちゃっ…
柄谷行人氏による書評を読む。この本は未読だが(買うかどうかわからない、難しそうだし。)以前「近代性の構造 (講談社選書メチエ)」を(無理に)読んだときに感じたことと似たようなことが書いてあった。 著者は、究極的には、暴力に依拠する制度を廃棄す…
http://d.hatena.ne.jp/amenotorifune/20050413 東京ファイティングキッズの平川克美さんの文章を読んで、荘子の「渾沌」のお話を思い出したので前に書いたのを写しておく。 荘子 「渾沌」 金谷治訳 岩波文庫南海の帝を倏シュクといい、北海の帝を忽コツとい…
http://www.sapporolife.com/lab/0110/index2.html 先日のAND公演「ROMAN」で食べ損ねたマイケルさん(ROMANでは幽霊役)の店の場所をヨヲコちゃんに電話で聞いて行く。探しあぐねてしばし寒風の中をさまようも、なんとか見つけ出す。1丁間違っていたみたい…
http://blog.goo.ne.jp/maingmen/e/cb017a94f1a664ca37ccdf38a6ff78a0 内田樹先生と平川克美氏の往復書簡、いつもおもしろくて、手を打ちながら読んでいるのですが、今日の平川克美さんのエントリは、本当によかった。自分が自分の現場で感じていること、何…
ケーブルで歌声が流れて、「このうまさはただものじゃない」と、思い出した。やっぱりFOLDERのヴォーカルの子だったのね。フォルダの頃、半端じゃなくうまくていい声なので気になっていた。見かけないと思ったら、やはり変声期であったか。立派なヴォーカリ…
4月4日朝日新聞の夕刊「こころの風景」で熊野純彦*1さんが、「決して忙しいと口にしなかった旧師が帰らぬ人となり、10年を経てそのことに気づき、自分でもそのことばを使えなくなった」「『忙しい』と嘆息する知人の口ぶりに、微かに誇らしげな響きを聴きと…
http://www.uox.jp/and/ ひさびさにANDの芝居を見る。芝居前に前の方でマイケルさんとナガムツさんがカレーやビールを販売していた。カメイ君のゆるい前説を聞き、ビールをのみながらゆるい気分で観劇。Tシャツなどに赤いペンキを塗ってバックにたくさん吊る…
昼すぎ、札幌駅のあたりをうろうろしたら、人の気配がちがっていた。気温がぐっとあがったのだが、服装だけではなく駅の構内や北口を歩く人びとのまわりの空気が明るくうきたっていた。「フユ」「コモリ」が明けたらしい。祝祭・復活・再生の空気。 その空気…
本日、朝日新聞の週間ベスト10でMJの「正しい保健体育 (よりみちパン!セ)」第9位にランクイン! おめでとう!
今読んでいるところ。日本と日本文学が堪らなく好きな大学者の来し方が、優しい調子で綴られている。表紙の和田誠のイラストも優しい感じにマッチしてすてき。幼少の頃の外国語学習への情熱、戦争への嫌悪、戦後の京都や東京での暮らし、永井荷風や、三島由…
朝日新聞のbeの「この子の名前」欄。どうしてこういう名前ばっかり取り上げるんだろうなぁ。ここまでくると(4月2日紙面)判じ物だ。様式美がないよう。無定型。暗いニュースに出てくる子どもたちの名前も、判じ物系が多いような気がしている。まあ、好きず…
「メタ・メッセージ」「メタ・コミュニケーション」など、使い慣れない言葉をよんだり、tatarさんとこのネタ談義*1を見ていたりしたら、別役実のことを思い出した。はまぞうくん*2で出してみると、むかし買った本はみんな文庫になったり出版社・装丁がかわっ…
4月の積雪量85センチ、59年ぶり。嗚呼…。オベリスクがピサの斜塔みたいに曲がってる…。あの大量な雪の下の薔薇はどうなっているのだろう…。雪が融けるのが待ち遠しいやら、おそろしいやら。