「アイノカテゴリー」朝日新聞書評
ようやく朝日新聞にアイカテの書評(南伸坊)が載りましたね。遅いぞ、朝日。南さんが、宮武外骨に言及していたのは、「たしかにそうね。」ただ、外骨には、「反骨」「反権力」の匂いがあるけれど、みうら氏にはそういう「反」のスタンスはまったくない。何かとの相対的な関係のうちにとらわれぬ全肯定。そこがいい。以前から宮武外骨を紹介している赤瀬川原平さんにも「超芸術トマソン」があり、アイカテの先駆本とも言えるかも。みうらじゅんのアイのエナジーに比べると乾いた感じがあるけれど。
- 作者: 赤瀬川原平
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1991/12/04
- メディア: 文庫
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http://d2.hatena.ne.jp/amenotorifune/20050318
先日友人と話していた時に次の結論にいたる。
「みうらじゅんのことを悪くいう人を見たことがない。」
「自分には敵が多い」なんて威張ってる男の人は(女の人も)敬遠したい。そういうのと関係のないところで生きている人がいい。そういえば、ちかく糸井重里氏の「ほぼ日」でみうら氏の連載がはじまるようだ。