塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ロバート・マックロスキー「ゆかいなホーマーくん」

小学校低学年の頃だったか、叔父がプレゼントしてくれた。 ふるきよきアメリカのかおり。 でもホーマーくんの名前の由来は、偉大なギリシャの詩人ホメロス。 アメリカの田舎町のささやかながらも偉大な叙事詩といったところか。 この物語、印象的な部分はど…

エゴン・マチーセン「あおい目のこねこ」

たぶん人生の最も初期に出会って人格の重要な部分を形成したかと思われる一冊。 今も大好きな本だ。 主役のこねこはやせっぽちで相当変な顔。 ほかのねこたちにあれこれいわれても、迎合しない。 かっこいい自由な猫だ。 「やまをのぼって やまをくだって」 …

キッチン・ストーリー

先日DVDで見た「キッチン・ストーリー」の感想。 以前新聞のレビューで見て気になっていたので購入した。 スウェーデンの「家庭研究所」の調査員が ノルウェーの田舎に住む一人暮らしの老人の キッチンでの行動を観察しにやってくる。 キッチンに高いイスを…

居間ぱそ

やっぱり居間にぱそがあると 便利だわ。 レスも前よりまめにするようになるわ。 でも、ぱそにかける時間がちょっとふえすぎるか?

初山滋「もず」

はてなは記憶があいまいでもすぐにリンクがはれるから便利ですね。 アタマボの私が書く気になるのでよいです。さて、幼稚園の頃、至光社の「こどものせかい」という本を毎月とっていました。 カトリック系の絵本雑誌です。 これは私の言語と絵の世界を形成し…

「穴」

通販で買ったルイス・サッカー原作の「穴」を見る。原作はリアルでハードな部分と神話的な部分が交錯していて 大変面白かったが、 映画化されても原作者が脚本を担当していることもあり 面白さは損なわれてはいなかった。 ただシガニー・ウィーバーなどの女…

札幌11月下旬でも薔薇は咲きつづける

今年の11月は暖かかった。 エヴリンが雪の中ひらきつつある。 気温が低いと色が濃くなって夏とは違う趣。 植物の生命力が凝縮した色だ。 コーネリアやピエール・ド・ロンサールにも つぼみがついている。 もう少し暖かい日が続けば咲けるのだが。 http://ame…

三国志

そしてやっぱり、 宮城谷昌光「三国志」も買うべき? 三国志マップに応募したいしなー。

白川静カレンダー

わーびっくり。 静ちゃんのカレンダーが出てる。 買わねば。 http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_message.cgi/41847ece3bfe30106080?aid=md041125f&tpl=genre/05/book03.html

宮城谷昌光「重耳」&「介子推」勝手にキャスティング

称 三國連太郎 仲代達也 詭諸 ? 重耳 ? 申生 堺雅人 竹之内豊 夷吾 北村一輝 孤突 緒方拳 孤偃 ? 驪姫 ? 閹楚 浅野忠信 優施 柏原崇 介子推 オダギリジョー 茲英 妻夫木聡うーんいまいち。 日本ってスケールの大きい役者がいないのか…。 とにかく重耳がいな…

ゴーヤと小松菜となめこの炒め物その他

☆ゴーヤと小松菜となめこの炒め物 ゴーヤと小松菜を炒め、なめこを加える。 酒、だしつゆ、ラー油少々。 最後に卵でゆるめにとじる。ごはんにのせて食べる。 ☆そいの焼き物 ☆黒豆と里芋と長ネギのミルクスープ(昨日の残り) タマネギ、長ネギ、里芋、ニンジ…

11月は死者の月

なんたって太陽の光が弱まる。 生命エネルギーが弱まる。 魂が弱くて危ない状態になるので 魂は一回おこもりしなくちゃいけない。 現実に私のまわりの若者が何人かひどく具合が悪くなっている。 こもらなくちゃいけないときに無理をするからなのだ。 ムーミ…

カテゴリー

ごちゃごちゃやって、やっとカテゴリー欄をつけることができた。 とほほ。 ついでに設定で、はてなユーザーのみコメント可となっていたのに気づき だれでもコメントできるようにした。

宮城谷昌光「介子推」

に入りました。 「重耳」のサイドストーリー。史伝的な重みの「重耳」に比べ 「おとぎ話」感があり、エンターテインメント度が強い。 わくわくします。 主人公介子推(私の配役はオダギリジョー)もよいが 童僕「茲英」の描出がなんともよい。 介推が回復し…

カエターノ・ベローソ

キタラで少年少女の合唱を聴く。 わたしはクラシック聴きではないのであまりいく機会がないが キタラにいくたび税金のことをかんがえる。 ここに来ない人たちには還元されてないぜ。 少年少女の歌う歌、とくに現代の日本の合唱曲はやっぱりいけない。 音も言…

「重耳(下)」「春秋の色」

を昨夜読み終わりました。すばらしかった。 一気に読みましたが、ぜひ再読したい。 随所で落涙、随所で沈思、久々に小説の醍醐味というものを味わいました。 ラストの軽みにも感嘆。 これはもう魂のごちそうですよ。 秋山駿氏のあとがきにもうれつにうなずき…

北村一輝といえば

JAM FILMS はおすすめですね。 THE MESSENGER の北村君とてもよかったです。 バタ臭い顔というのは一般に好きではないのだけれど 彼の場合は、眼の暗さがたまらないです。 大河ドラマ「北条時宗」のときから好き。 もっともっと活躍してほしい。 舞台も見て…

薔薇日記 2004晩秋

土日に薔薇を緊縛する。 9月の台風で上半身折れたピエールにも いまや新しいシュートが3本、2本は2メートル近くも伸び そのままか切るか悩ましい。 カクテル、マチルダは未だ開花中。 ピエールとエウ゛リンは蕾がいくつか。 しかし容赦なく冬はくる。 とく…

「重耳(下)」キャスティング

優施(沃季)は柏原崇でどう? もうすこしいい役者はいないのか、日本には…。 重耳は誰がいいですか。 重耳を読んだ人にきいてみたいな。 体が大きいからって金城武じゃなんだか物足りないわ。 こうしていくとすべてキャスティングしたくなってくる。 重耳の…

宮城谷昌光「重耳(下)」

宮城谷昌光「重耳(下)」に入っています。 「重耳(中)」で驪姫、優施の出てくるあたりから ストーリーもさらに大きくうねりはじめました。 先日は朝の地下鉄で丕鄭の死の場面に遭遇し落涙寸前。 今朝は介子推の登場と、彼と閹楚との遭遇に興奮。 (わたし…

7日のライヴパーティ

7日のライヴパーティで歌う。 楽器が下手なのでピアノを弾くかどうか考え中。 新曲ができた。先日コードをつけたら意外と簡単についた。 以下歌詞。 「虹の市(いち)」仮題 虹色の蛇が起つ 国境(ざかい)の市は きいたことのない歌が 賑やかに流れ 虹色の蛇は…

ニューヨークから

友達が一時帰国。わたしは電話で話しただけだったが 話題は大統領選のことに。 なんでも有名なヒップホップの偉い人が (彼女はヒップホップをやっているのだ) みんなに選挙にいこうぜと呼びかけていたらしい。 もちろん打倒ブッシュということで。 「VOTE or…

先日のヴィヴィアン事件

春にクリーニングに出していた ヴィヴィアン・ウェストウッドのグレーのグレーのスーツ。 チェックしないでしまっておいたのが悪かったのだが、 開けてみたらボタンの模様がとれていた。 くぼんだ線にのった白い塗料が。 「ありえなーい」とはこのことだ。 …

K先生の残したもの

先日、亡くなったK先生思い出の展示を見に行った。 自作の陶器や、スケッチ、山歩きのノート、釣り竿、 旅行先で買い求めたキリムなどの絨毯、好きだった本などが ならんでいた。 K先生と奥様は、光源氏と紫の上のような間柄、 奥様は次々訪れるお客様に応対…

樋口一葉

昨日の樋口一葉のドラマは 思いのほかだったが、内山理名が熱演だった。 顔の地味な感じもなかなかよい。 永井大の半井桃水はどうなんだか。 筋肉僕ちゃんで、 ちょっと「文士」な感じが希薄すぎる。 森鴎外の津川雅彦はいかにも。 年齢的にはどうだったんだ…