塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

「重耳(下)」「春秋の色」

を昨夜読み終わりました。すばらしかった。
一気に読みましたが、ぜひ再読したい。
随所で落涙、随所で沈思、久々に小説の醍醐味というものを味わいました。
ラストの軽みにも感嘆。
これはもう魂のごちそうですよ。
秋山駿氏のあとがきにもうれつにうなずきました。 


「天空の舟」にしろ「夏姫春秋」にしろ、
宮城谷昌光氏の作品は再読したいものばかり。
各国語に翻訳して、世界の人に読んでもらいたいな。


今「介子推」にいく前に「春秋の色」を読んでいます。
これがまたよい。
「私にとっての重耳」でまた泣いてしまいましたよ。