先日、亡くなったK先生思い出の展示を見に行った。
自作の陶器や、スケッチ、山歩きのノート、釣り竿、
旅行先で買い求めたキリムなどの絨毯、好きだった本などが
ならんでいた。
K先生と奥様は、光源氏と紫の上のような間柄、
奥様は次々訪れるお客様に応対しておられた。
クレパスで書いたかと思われる山の絵がのびのびとしていて
多趣味多才な先生が偲ばれた。
お好きだった本の中に
ムーミンと荘子の文庫本があった。
私も大好きなので、あらためてそういう話をする機会があったならと思った。
今となってはかなわぬことだ。
展示を見ながら
やはり、できるだけ好きなように生きるべきだと感じた。