塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

とにかくひどい雑草なのだ

でも薔薇は次々咲いているのだ。カクテルが盛り。ファンタン・ラトゥール。マジェンダ。グラハム・トーマス。アンジェラ、ホワイト・グルーテンドルスト、ソフィーズ・パーペチュアル、ラジオ・タイムズなど一気に。たぶんマチルダも。いつもの年の順番と違うような気がする。一度早めに暑さがやってきたせいだろう。夕方ざっと見ただけなので、全部確認できていない。クレマチスギリアン・ブレイズ(だったっけ)が大輪の花を三つ。モンタナはほぼ終焉に近づく。アンジェラがいつもだと花びらがダブルくらいなのに八重になったものがあるようだ。何が起きたのかしら。
明日は夏至。5月末から高まってきた毎年恒例の酔うような気分も収束に向かうのかと思うとさびしいのです。冬至にむかって枯れてゆくのです。でもまだ恋の残滓はあるのです。ヴァーチャルにピンポイントで3ヶ所くらいを対象に、恋の気分の残滓があるのです。この快楽はなにものにもかえがたく、毎晩マーラー5番のアダージェットをリピートで聴いているのです。恋は無限に続く交換。言葉の交換も快楽。