ポニョる 崖の上のポニョ アニマシオ〜ン

興味津々だったので、さっそくポニョってきました。うわさにたがわず、すごかった。というかなにやらえらいことが起こっていた。どどーんばばーんとせまる画面は、監督の思い通り、アニメーションの原点に回帰しているという感じがしましたし、それだけではなく、なにかこうとても野蛮な力に満ちていましたね。そうそう人物や海の輪郭線が、日本画の線のようでした。千と千尋ではあの世とこの世の境界がわりとはっきりしていたと思うのですが、ポニョではそういうものがとっぱらわれている。境界が決壊して、なにやら怪しいものがたいへん日常的な顔で平然となだれ込んできているという印象でした。もういちど映画館に行ってみてもいいような気がしたのは久しぶりです。思いのほか混んでいなくてよかったです。
今日のプロフェッショナル、「宮崎駿のすべて　「ポニョ」密着３００日 」ですね。観よう。
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2008/08/post_7e3d.html