塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

さっぽろ雪まつり、真駒内

天狗レンジャー好きのちびすけたちのおともで、(いやいや)はじめて真駒内会場に行った。寒いところと人が多いところが嫌いなので、今までほとんど雪まつりは見に行っていない。「しまじろう」の滑り台の列は1時間30分待ちとか。冗談ではない。韓国の舞踊のようなものをやっていて、それにはちょっとそそられたが、それも人垣で見えやしない。「アオ・ゾーラと仲間たち」の滑り台の列にちょっと並んでみたが(わたしは並ぶのが大嫌いなんだっ)、前方に「ここから50分」のプラカードを見て、うんざりし、フランクフルトとじゃんぼ焼き鳥を食べてとっとと帰った。(そこだって、もっと席をつくってよという感じ。)人が多くて、ちびには雪像もよく見えず、それほど感動するでもない。それより晴れた空をわたるヘリコプターに歓声を上げていた。帰りのタクシーの運転手さんが、「子どもひとりに大人四人ついて、かわりばんこに並ばなきゃ無理」みたいなことをいうので、わたしにはとうてい容れられないやり方だと思った。どうせ子どもむけなら滑り台を30基はつくってくれ。真駒内会場がなくなっても残念でもなんでもないのだった。結局ちびすけたちはうちの横での雪遊びの方が(なにせ今年の雪の量ははんぱじゃないからね)よほど愉快だったらしい。



小学校の頃、行ってもいない雪まつりの絵を図工の時間に描かされて、えらく理不尽に感じたことだった。