サッドヴァケイション

水曜日に観る。基本オダジョ目当て。でも、やはり浅野忠信はスゴかった。石田えりはスゴい感じは出ていなかったが、あいかわらずかわいかった。釣りバカ日誌は石田えりがよかったよなー。オダジョはオダジョ。階段で宮崎あおいに絡むシーンのオダジョの足がとてもきれいでうっとり。映画は監督の故郷の風景をていねいに撮っていてどこか神話的。やはり遠い九州なので、観る自分にとっては異郷、外国、それで神話的な感じが強まるのだろう。これが北海道だったら、なんだかなー、になるだろう。中盤からは、ガルシア・マルケスの小説かギリシャ悲劇を読んでいるような気持になった。ラスト前の中村嘉葎雄の台詞が説明的なのがちょっと残念だった。チャイニーズマフィア（本間しげるという人なんだ!!）がおそろしかった。それにしても映画前のビールはいかん。お友達、ごめんなさい。映画鑑賞後は、「たぱす」にてワインとごはん。大根とたらこのサラダ、キッシュなど食す。お通しの汁物が美味しかった。