2009-01-22 ドラマ 雑記 テレビをつけてほおっておいら「ありふれた奇跡」が流れているのだが、山田太一の脚本の台詞の運びがなんともいえずきもちがわるい。なんなんだろう。いいかけのことばに、こまかい返事やくりかえしがついたり、みょうに体言止めだったり、特有のリズムがものすごくきもちわるい。あの台詞のリズムで役者の演じる人物ががみんな統御されてべたっとひとつづきになってしまってひとりひとり生きて立ち上がって来ないようにかんじられる。食わず嫌いで仲間由紀恵が台詞が自分の中にすとんと落ちて来ないと言っていたがなるほどなと思う。