忌野旅日記

ふだんあまり使わないのだが、仕事場のパソをたちあげたら「ようこそ」って。それだけではっとする。昨日のNHKの追悼特番で久しぶりに「ヨオコソ〜」を聞いたからだ。自分が見た当時のキヨシローをたくさん見て今度のことがはじめてリアルに感じられたのだ。仕事場におきっぱだった「忌野旅日記」を開いて目次を見たとたん泣けてきた。昭和62年の単行本の内容に文庫化にあたって加筆したものだ。あとがきは角田光代さん。http://gunnie.blog65.fc2.com/blog-entry-648.htmlキヨシローの交友録みたいな本だから。告別式に来ていた人の名前がたくさんあって。「ディスコで踊りまくる坂本龍一は純なヤツだぜ」「サンプラザ中野はなかなかイイ目をしているぜ」「プロデューサーの細野さんはタッペイちゃんのポッキー仲間だぜ」…。クライクライクライ。

忌野旅日記 (新潮文庫)

この本、みんなのために増刷すべきだ。