読むことに苦痛がない、村上春樹「1Q84」
土曜はちびちびの運動会を観に行き砂だらけになったので帰宅しきれいにして大通で「1Q84」を購入おともだちといっしょに大蛇丸さんと会い、その後スタジオに入り大蛇丸さん三島さんと音合わせ。おともだちはスタジオの隅で部活のマスコットみたいに練習見学。おもしろい光景。そのあと31日でクローズのジャンクへ行きビールを飲んでとつぜん竹田の子守歌を歌いますと言って歌ってジントニックを飲んで帰宅。翌日はハルキを読みはじめたいのに在宅仕事が終わらず、12時近くまで仕事。寝る前にちょっとだけ読む。今日は朝と帰りの地下鉄で読む。第一章はああやっぱり脚の細いどこかに不安定要素のある美人ね、という感じだったが、第二章からみるみる読む快楽。わたしは基本めったに小説を読まないが、村上春樹は苦痛なく読める。あの比喩の着地のみごとさはものすごい快楽。ハルキの文章は(作品によって差はあるが)自分にとってはよく調えられた食事のようだ。じっさい読んでいると美味しい食物を味わっている感じになり、唾液の出がよくなっている。ことばが直接口から入ってくるようなのだ。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/05/29
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