ユングとシェイクスピア
積ん読本、読了。付箋をはりまくって、この日記にメモしておこうと思ったのだが、今日は新しい電子辞書(お店ではアマゾンの価格より2万円以上安かった。)のmicrosdカードを買ってきて、それに青空文庫などからテキストを入れるのに費やしてしまった。だって今度の辞書はテキストリーダーとしては字も大きくなるし、縦にすると縦書きになるんだもん。(コンテンツは余計なのものが多すぎる。でもって古語辞典とか必要なものがはいっていない。もっと好きなコンテンツを自分仕様に選りすぐって入れられるとよいのに。)本の方は、ハムレットとオセローとあらしの、ユングに沿うた読み。おもしろかった。ハムレットやオセローの「影shadow」(オセローだとイヤゴー)の話になると、漱石の「こころ」のことを考えてしまう。誰かやってるのかな、漱石のユング読み。
「平和の鳩」さんで、「tempestあらし」やってくれないかなー。清水さん、前に「真夏の夜の夢」翻案とか「ハムレット」とかやっていたことだし。(ハムレットは私の好みではなかったけれど。)でも、「あらし」はわたしのようにマニアックにあの作品を好きな人間以外は、どうやっても客はついてこられんかも、だなー。
以前「あらしtempest」について書いたもの。↓
http://d.hatena.ne.jp/amenotorifune/20070211#p3
辞書のカードのテキストはHearnのkokoroを入れたりyeatsのケルトの薄明と、その芥川訳を入れたり、論語のテキストのサイトからコピーして、論語とひらかな読み下しを入れたりした。遊びです。
- 作者: バーバラロジャーズ・ガードナー,Barbara Rogers‐Gardner,石井美樹子
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1996/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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