塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

吉本隆明全マンガ論

庭仕事も明日の仕事の準備もせず、逃避的読書で夕暮れた。

posted at 17:43:03

鷲田清一「普通をだれも教えてくれない」p315「恋に恋する」という言葉のとおり、バルトが言っていたような図式への欲望、形式への欲望は、欲望への欲望としてたえず自乗されるのである。わたしは「わたしの欲望」を欲望する。」スキーマへの欲望、そのとおり、パチパチ。

posted at 17:42:04

先日買った今村仁司さんの本を開いたら、今日が命日だった。

posted at 15:33:28

萩尾望都の「訪問者」のネームなどを引用してそこにある言葉を解析している部分だが、ここのところを読んでいて、twitterの言葉のことを連想した。

posted at 13:13:43

p123「あたらしい日常的な空間が、あたかも独り言だけしかないような中性の領域にきりひらかれる。この話し言葉の世界はあたらしい出現であると思える。それは縮合の帯域にまったく独在的な言語空間をつくって同一性の世界を構成しているようにみえる。」縮合論

posted at 13:11:12

p123「話し言葉の奥にはまた、話し言葉があるのだが、もはやそこでは挨拶はいらない。孤独な乾いたじぶんの喋る言葉を、じぶんから区別するためにだけ発する話し言葉の世界がひらかれる。この話し言葉では対話の空間がきりひらかれるわけでもなければ、親和や対立がひき起されるわけでもない。」

posted at 13:08:01

吉本隆明全マンガ論p123「話し言葉が硬質さを求めて書き言葉のほうへ移っていったのではない。話し言葉が硬質さを求めて書かれる話し言葉(話体)に移ってゆくのでもない。話し言葉は硬質さを求めて、話し言葉の奥のほうへ移動する。話し言葉の奥にはまた、話し言葉があるのだが、」

posted at 13:05:09

吉本隆明 全マンガ論―表現としてのマンガ・アニメ

吉本隆明 全マンガ論―表現としてのマンガ・アニメ

新編 普通をだれも教えてくれない (ちくま学芸文庫)

新編 普通をだれも教えてくれない (ちくま学芸文庫)