「先生はえらい」内田樹
先生はえらい (ちくまプリマー新書)
自分なりにずっと持っている「学校」のイメージというものがあって、それは二人の人が道の上で遭って、年かさの一人が何かを道の上に指で描いて、それをもう一人がじっと見ているというようなものなのだ。わたしにとってそれ以外の要素は「学校」に重要なものではない。そのイメージをこの本はきもちよく語ってくれる。内田氏の「他者と死者」のおさらい本にもなる。レヴィナス先生のことは書かなかったんですね。
個人的に愉快で大笑いをする箇所多数。
それにしても内田さんは「担保」という言葉が好きだなぁ。それと豚肉200グラム600円は、ちょっと贅沢ですね。