St.パトリック

スコットランド青年と話していて、今日は聖パトリックの祝日だとわかった。（パトリックはアイリッシュだけじゃないのね。）そこから市立札幌病院近くのアイリッシュパブとギネスの話になり、今度ギネスのみに行こうよと言ったら復活祭までは禁酒すると言う。さらに「アンジェラの灰　特別版 [DVD]」の話になり、ロバート・カーライル演ずる北アイルランド出身の駄目人間な（でも愛すべき）父親（自分の父とちょっとだぶった）がすばらしかったと言うと、カーライルはグラスゴー出身とのこと。青年お薦めの「トレインスポッティング」も「フルモンティ」もカーライルが出ていることを知ってはいたが、ちゃんと見ていないので、やっぱり見なきゃという感じだった。「アンジェラの灰」は小説から入ったのだったが、映画の方もかなりよかった。貧乏で悲惨この上ないが、どこかほの明るく生命感がある作品だ。

わたしは、好きだなーと思うと、イギリス映画だったり、イギリスの俳優だったりするので、エマ・トンプソンや「ブラス! [DVD]」の話も出て、「病院の窓の下でやるダニーボーイで泣いたのよー」と盛り上がりきったところで、（わたしの方は、かなり情緒的に観ていたが、青年は、あの映画で、サッチャーが悪いということが共通認識になった、というようなポリティカルな見方をしていた）仕事のため、話の続きはまた今度、ということになった。市立病院近くのアイリッシュパブは月末飲み放題らしい。スコットランド君は10パイントは軽くいくらしい。あー、ギネス飲みたいね。