ミィの言葉、訂正とおわび
先日コメント欄に書いたちびのミィの言葉ですが、わたしの記憶の中で、二つの言葉がミクストアップしていました。今日、本で確認してみたら、ちょっと間違っていたので、お詫びして訂正します。
「たたかうってことをおぼえないうちは、あんたには自分の顔はもてません。」ムーミン谷の仲間たち (ムーミン童話全集 6)
「だれだって、ときにはおこるほうがいいのよ。どんな小さなはい虫だって、おこる権利はあるのよ。」ムーミンパパ海へいく (ムーミン童話全集 7)
これが時間とともにわたしの頭の中で一つになっていたのでした。ヤミィ先生、tatarさん、ごめんなさい。引用するときは記憶だけにたよらないようにしますね。
おわびに、数ある私の好きなムーミンシリーズの言葉の中から、とっておきの一つを。ムーミンママの言葉です。
「さあ、あしたもまた長い、いい日でしょうよ。しかも、はじめからおわりまでお前のものなのよ。とてもたのしいことじゃない!」ムーミンパパ海へいく
ムーミンママはおしゃまさんとともに、ムーミンシリーズの中でもっともふところの深い「大人」です。そこいくとムーミンパパはいつまでたってもお子ちゃまです。もちろんわたしはシリーズは全部読みましたが、こういういいものも持っています。
評論はこれがお薦め。
ムーミンパパの「手帖」―トーベ・ヤンソンとムーミンの世界
それからヤンソンさんを知るにはこれもすばらしい作品。
なおヤンソンコレクションはまだ全部買いそろえていません。こちらはけっこうダークな印象の短編が多いです。