塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

ミィの言葉、訂正とおわび

ムーミンパパ海へいく (ムーミン童話全集 7)ムーミン谷の仲間たち (ムーミン童話全集 6)
先日コメント欄に書いたちびのミィの言葉ですが、わたしの記憶の中で、二つの言葉がミクストアップしていました。今日、本で確認してみたら、ちょっと間違っていたので、お詫びして訂正します。

「たたかうってことをおぼえないうちは、あんたには自分の顔はもてません。」ムーミン谷の仲間たち (ムーミン童話全集 6)
「だれだって、ときにはおこるほうがいいのよ。どんな小さなはい虫だって、おこる権利はあるのよ。」ムーミンパパ海へいく (ムーミン童話全集 7)

これが時間とともにわたしの頭の中で一つになっていたのでした。ヤミィ先生、tatarさん、ごめんなさい。引用するときは記憶だけにたよらないようにしますね。


おわびに、数ある私の好きなムーミンシリーズの言葉の中から、とっておきの一つを。ムーミンママの言葉です。

「さあ、あしたもまた長い、いい日でしょうよ。しかも、はじめからおわりまでお前のものなのよ。とてもたのしいことじゃない!」ムーミンパパ海へいく

ムーミンママはおしゃまさんとともに、ムーミンシリーズの中でもっともふところの深い「大人」です。そこいくとムーミンパパはいつまでたってもお子ちゃまです。もちろんわたしはシリーズは全部読みましたが、こういういいものも持っています。ムーミン童話の百科事典



評論はこれがお薦め。
ムーミンパパの「手帖」―トーベ・ヤンソンとムーミンの世界
彫刻家の娘
それからヤンソンさんを知るにはこれもすばらしい作品。

彫刻家の娘

なおヤンソンコレクションはまだ全部買いそろえていません。こちらはけっこうダークな印象の短編が多いです。