塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

アンデルセン生誕200年展

アンデルセンの絵本 人魚ひめアンデルセンの絵本 空とぶトランク

雪の女王

雪の女王

国際アンデルセン賞の受賞者たち―1956-2002

国際アンデルセン賞の受賞者たち―1956-2002

西武でやっている展覧会、やっと行ってきた。仕事帰りでゆっくりできなかったが、それでも1時間はかかった。アンデルセンの片思いの相手、歌姫イエニィ・リンドの肖像もあった。アンデルセンのイタリア旅行のスケッチや、晩年までつくっていた切り紙細工がおもしろかった。大好きな武井武雄初山滋アンデルセン本も展示されていた。うれしかったのは、スズキコージ大先生の巨大なアクリル画が見られたこと。スズキコージの生の絵を見たのは初めてだった。さすがのインパクト。ほんとにエネルギッシュな絵だ。同じくスズキコージの「空とぶトランク」の色鉛筆原画もすてきだった。限定的な色であんな世界のひろがり。すごい。リスベート・ツウ゛ェルガーや佐々木マキの原画も見ることができて満足。もちろん手ぶらでは帰れず。スズキコージ「空とぶトランク」、リスベート・ツウ゛ェルガー「人魚ひめ」、エロール・ル・カイン雪の女王」を購入。佐々木マキの「絵のない絵本」も欲しかったが、あまりにも買い過ぎとここは我慢。「国際アンデルセン賞の受賞者たち」も買ってしまう。エリナー・ファージョン、エーリヒ・ケストナートーベ・ヤンソン、赤羽末吉、その他魅力的な作家、画家たち。大好きな人がたくさん出ているんですもの。こうやっていろいろな作家画家の連なりを見ると、あらためてアンデルセンの偉大さを感じるのだった。