西武でやっている展覧会、やっと行ってきた。仕事帰りでゆっくりできなかったが、それでも1時間はかかった。
アンデルセンの片思いの相手、歌姫イエニィ・リンドの肖像もあった。
アンデルセンのイタリア旅行のスケッチや、晩年までつくっていた切り紙細工がおもしろかった。大好きな
武井武雄や
初山滋の
アンデルセン本も展示されていた。うれしかったのは、
スズキコージ大先生の巨大な
アクリル画が見られたこと。
スズキコージの生の絵を見たのは初めてだった。さすがの
インパクト。ほんとにエネルギッシュな絵だ。同じく
スズキコージの「空とぶトランク」の色鉛筆原画もすてきだった。限定的な色であんな世界のひろがり。すごい。リスベート・ツウ゛ェルガーや
佐々木マキの原画も見ることができて満足。もちろん手ぶらでは帰れず。
スズキコージ「空とぶトランク」、リスベート・ツウ゛ェルガー「人魚ひめ」、
エロール・ル・カイン「
雪の女王」を購入。
佐々木マキの「絵のない絵本」も欲しかったが、あまりにも買い過ぎとここは我慢。「国際
アンデルセン賞の受賞者たち」も買ってしまう。エリナー・ファージョン、
エーリヒ・ケストナー、
トーベ・ヤンソン、赤羽末吉、その他魅力的な作家、画家たち。大好きな人がたくさん出ているんですもの。こうやっていろいろな作家画家の連なりを見ると、あらためて
アンデルセンの偉大さを感じるのだった。