2005-12-06 「日出処の天子」山岸凉子 本 ABBOの影響で、連載当時に最初のほうしか読んでいなかったのを、借りてきて読んでいる途中(いまごろ)。やはり考えていた通り究極の恋愛と孤独。その意味で、少女漫画の王道。核になるところは、せんだって読んだ萩尾望都「残酷な神が支配する」にも重なる。また、岡野玲子「陰陽師」に、受け継がれるものを感じる。巻末に梅原猛と作者の対談があるのにはビックリしたなあ。