清水企画「ハムレット」琴似パトス

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世にも憂鬱なハムレットたち【字幕版】 [VHS]

ハムレット【字幕版】 [VHS]

以前清水氏の「σの夏の夜の夢」を観た（@コンカリーニョ）。シェイクスピアを思いっきり翻案しながら、そのペイジェント性、祝祭性を今様に再生させた楽しい芝居だった。それ故、この度も、その翻案の妙味、清水版ハムレットの独自性を期待して、初日を観に行ったのだが、自分の思うのとはだいぶんちがって当惑した。ことば・ことば・ことば。清水氏はそこをぐっと掘り下げてくれると思ったのだが…韓国公演に、時間と労力を持って行かれたのかな。主役「ハムレット」よ。ただがなるだけでは「言霊」が逃げてしまうよ。

生では観たことがないにせよ、子どもの頃観た市川染五郎（現松本幸四郎）版にはじまり、蜷川・真田広之・松たかこ版、蜷川・藤原竜也・鈴木杏版、ピーター・ブルックス版、ケネス・ブラナー版（映画「ハムレット」）、ケネス・ブラナー版（映画「世にも憂鬱なハムレットたち」）、などを観たりしている、ちょっぴりハムレツトマニアで軽くシェイクスピアマニアなわたしは、ハムレットの内容をそのままなぞるものに関しては、ものすごく採点が辛くなるのである。途中に、根拠なく発音のできていない英語などが入ると怒ったりもする。以下、手持ちの（既読）本など（除シェイクスピア作品）。

シェイクスピア・ハンドブック (ハンドブック・シリーズ)

シェイクスピアを観る (岩波新書)

快読シェイクスピア (新潮文庫)

シェイクスピア「もの」がたり (新潮選書)

シェイクスピア劇の名台詞 (講談社学術文庫)

シェイクスピアのハーブ

一冊でわかる シェイクスピア 作品ガイド37

「ハムレット」が好きだから。中途半端はいけない。「リチャード三世」も「タイタス・アンドロニカス」も「あらし」も好きだから。ケネス・ブラナーのフィルムの拘束衣のオフィーリアはざわっとしますよ。。

ヘンリー5世 [DVD]

コックと泥棒、その妻と愛人 [DVD]

タイタス [DVD]

テンペスト [DVD]