塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

星の王子とわたし

ゆうべ「星の王子さま」を一生懸命読んでいたら、本日、とある場所でこの本に呼ばれた。すぐに借りて、帰りの地下鉄でとても味わい深く美しい日本語の「はしがき」を読んできた。1968年刊で、今新たに入手するのは難しいようだ。一番最初のページは、幼き日のサン・テックスの、幼いながらとても強いまなざしの写真。合間には、わたしにとってはなつかしい杉田豊氏(至光社の「こどものせかい」でよき影響を受けた)のあたたかくきらめく色彩の挿画。今日この本をみつけたことを、偶然とはとても思えない…。不思議な感覚だ。

内藤 濯著
文芸春秋 (1968)
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