塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

ひさびさに編む

2年前くらいの冬に編みかけて放っておいた前後身ごろとかた袖の半分。土日に袖の続きを編んだが、1本目めを仕上げて、2本目に取りかかったところ、手が緩んでゲージが甘くなってしまい、結局もう1本袖を編むはめに。はじめの袖はザーザーほどいた。袖は7分にしようと思ったのに、思いのほか長くなってしまった。今日衿を編み上げた。袖と脇の綴じは週末にしよう。編み物で一番面倒で忍耐がいるのは綴じ。
糸はグレーがかったリーフグリーン
http://www.hm.h555.net/~irom/g_about/color_02.htm
JAEGER COMO(ENGLAND)。http://knitting.about.com/library/bljaegercomo.htm
針は10号輪針。なんでこんなぼんやりした色を買ったんだろうか、記憶を辿る。朱のスカートに合わせようとしたのかもしれない。身ごろは変化をつけたゴム編み。衿と袖は普通の。表3目裏1目。いつもながら、行き当たりばったり考えながらデザイン。これもいつもながら増し目は袖の一部のみ。たまの編み物はやっばりいい。無駄なことを考えなくなるからね。大好きな映画で「赤い薔薇ソースの伝説」というのがあり、主人公の女の子が長ーくクロシェを編むシーンがある。心の澱が長い編み地になってずーっと引きずられて行くシーンが印象的だった。
赤い薔薇ソースの伝説【字幕版】 [VHS]