塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

劇団AND ROMEO & JULIET@琴似パトス

土曜の公演にいってきた。劇場前で、長睦さんたちがビールやお菓子やおいしそうなサンドウィッチを売っており、家を出る前にパンを食べたことを後悔。スラマを買ってのむ。シェイクスピアを亀井君(と呼ぶことをお許しください。)がどんなふうに料理するか楽しみに行った今回のお芝居、思いのほか原作の流れをしっかり入れていたが、それでも、 ANDの魅力は良い感じで出ていた。武:ロミオの三浦さんは素直で純真。ジュリエット:三月の小原さんはイノセントな中にも生命力を感じさせた。武雄の山田さんも見応えがあった。(ちょっと「グリーンマイル」コーフィを思い出したりして。)長睦、3平さんは、基本的に好き。きっとみんなもそうだろう。三月母美雪役に女装の御供さんを配したのはとても効果的だった。2時間、長い感じもしたが、いやな長さではなかった。キスシーンはきれいでエロティックでよかった。ダンスはゆるかった(それもまたAND)。ところどころにしっかりシェイクスピアの台詞が入るが、とくに亀井君のそれは、言葉が上滑りせず、意味がしっかり肉体化されていて、観ていてここちよいとともに、あらためてその力量とセンスを感じた。観劇後、琴似の干物メインの居酒屋でのみくい。大好きなつぼ鯛を食べる。イカゴロのルイベも美味。12時近くすすきのパイネポーに移動。ANDの方もやって来て、脚本の制作過程などききつつ楽しいときを過ごす。さらに亀井君のファンになる。ミーハーでごめんなさい。煩悩っていいよね。店を終えたJUNKのJさんがいい感じに酔って入店、なぜかあやさんに新聞紙にくるんだアイヌネギをあげていたのがおもしろかった。さらに十蘭堂主人小磯君も現る。朗読会のお礼を言う。眼鏡をとったDJアクトレスのヨヲコちゃんは萌え萌え感出ていた。朝4時に店を出た。久しぶりの午前様。
http://vas.co.jp/and/
次の公演は8月。9月には東京公演とのこと。がんばってください。