塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

吉本大輔舞踏公演

水曜日、スピリチュアルラウンジにて。この種の本格的な舞踏を見たのははじめて。この日が65歳の誕生日という吉本さんの、長い時間をかけてストイックに彫琢された肉体は優美で、日本というよりはヨーロッパの香りがする。客席をていねいに踊り進む様は、大きな百合の花のようだ。若い人たちの音楽をやさしく受け止めながら踊っていた。ああいうアモルファスな音ももちろんよいが、アンコールの「百万本の薔薇」の舞を観て、もっとポップな音でも観てみたい気がした。たとえば、優しいシャンソン。「詩人が死んだ時」とか、「ミラボー橋」とか、「モンマルトルの丘」とか…。
http://park19.wakwak.com/~zariganiya/jurandou/live/060823.html