2008-12-23 メモ キズキ 本 「ノルウェイの森」のあと何ということなく折口信夫の「水の女」を読んでいたら、 三 出雲びとのみぬは 神賀詞を唱へた国造の国の出雲では、みぬまの神名である事を知つてもゐた。みぬはとしてゞある。風土記には、二社を登録してゐる。二つながら、現に国造の居る杵築にあつたのである。でも、みぬまとなると、わからなくなつた呪詞・叙事詩の上の名辞としか感ぜられなかつたのであらう。 水沼の字は、おなじ風土記仁多郡の一章に二とこまで出てゐる。 というところがあった。そうか、キズキは「杵築」と書くのね。