塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

謳わず騙れ2008


鋭く言葉の本質に迫りつつ、巧まず笑いを誘う小磯君の騙りに始まり、「おねえさん」の語が妖しい輝きを放つ坂館長の騙りと掟を凌駕する謳いでしめくくられた錦織のごとき朗読ライヴ。故あって10日ほどのヘビーシッター中日、文化果つる状態だったこともあり、存分に楽しみました。ライヴ後は小磯君の手になる鰤のアラ鍋うどんジメ。人形遣いのカヨさんの3月の発表やユッキー氏の今後の活動の展開も楽しみです。はじめてお会いしたKさんやORA氏に朗読の感想をいただいたのもうれしかった。その後パイネに行き、そこで突然喉に変調。何だこりゃのボヘミアン葛城ユキヴォイス。唐突にハスキーヴォイス。ダンサー室野井さんとお話しし、(中沢萌えに半ば引かれ)、0RA氏のNISHINマル秘エピソードにのたうって後帰還しました。あーおもしろかった。でも声は新宿二丁目。どこでどんな菌が喉に?? びっくり。
ところで、今回結局わたしは自分の歌の歌詞を5編読んだのですが(夢殿・TB・野守は見ずや・飴色冬の日・きりんに乗って)、事前に用意していたテクストは全然違うものでした。以下。

どれも結構読み込んでいたし、実際折口とユクスキュルは会場まで持っていったのですが、今回はなんとなく人のじゃダメみたいな気分に落ち着きました。全体の流れから言っても結果オーライだったと思う。うむ。よかったよかった。あ、でもちょっと飲み過ぎで頭痛。

折口信夫全集 第24巻 作品 4 創作 (中公文庫 Z 1-24)

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桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫)

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生物から見た世界 (岩波文庫)

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