塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

雨の名前

今日の雨はいい。この時期のこの温度の雨に名前はあるのだろうか。しりたい。所用で出て、おもいのほかもくろんだこともすすんだので、かえりキノによって、たまに一人で映画でもと思ったが、さすがに時間を見ないでいったため、ちょうどいいのがなく断念。こういうときにはきっと携帯電話が役に立つのだろう。食材を買う前についリーブルなにわにより、買うな買うなと言い聞かせるが結局三冊買う。

ラカンとポストフェミニズム (ポストモダン・ブックス)

ラカンとポストフェミニズム (ポストモダン・ブックス)

ラカンのところで過ごした季節」の最後の方なのだが、なにせほんとにわけわかめな日本語で。以前現代思想冒険者たちラカンは読んだのだが、この本ちっちゃくてかわいかったので買ってみた。
折口信夫――いきどほる心 (再発見 日本の哲学)

折口信夫――いきどほる心 (再発見 日本の哲学)

新シリーズ再発見日本の哲学。責任編集に熊野純彦とあったので買ったみた。レヴィナスについて読んだのは熊野さんのが最初。
切羽へ

切羽へ

直木賞受賞の本を買うなんてまあ珍しいこと。これはすぐに読み終えそうだ。帰りに読み出したのだが、それにしても、このくらいの小説って、文章を読んでる過程がおもしろいということはわたしにはないんだなあ、やっぱり。文章そのものをごちそうみたいに味わう感じに欠けるよ。全然美味しくないの。読んだら売っちゃうかもね。流行の小説を買うのは「グロテスク」以来だ。あれはぞっとしておもしろかった。社会的な恐怖があった。
グロテスク

グロテスク