中沢新一×内田樹 - 塗籠日記その弐

中沢先生とウチダ先生の対談三回目。レヴィ=ストロース追悼から話は暴走したとのこと。聞きたくても聞きにいけないわたしは対談本の出版を待っています。
http://blog.tatsuru.com/2009/11/19_0912.php
ウチダ先生も対談前に読まれたようですが、「純粋な自然の贈与」やっと文庫出ました買いました。中沢氏がオウムの件で苦しい時に書いた本ですが、読みやすいし、文庫版あとがき（泣ける）にもある通り、カイエ・ソヴァージュに連なる中沢氏のその後の仕事の種がまかれている重要な本。文庫で出てよかったです。「狩猟と編み籠」などもこれを読んで中沢さんの考えのパターンを頭に入れておくとわかりやすいのだ。クリスマス前に読むとおもしろいですよ。ウチダ先生の「日本辺境論」はまだ買っていません。