塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

1Q84 BOOK3

おバカな感想ですが。

  • ラストはどうしても「なんだかなー」。もうすこし大きく世界をとらえる感じがあるのかと思ったが、ファンタジックでハードボイルドでロマンチックだった。book4かbook0があるのか?
  • 牛河がよかった。中ほどの牛河の章で泣いた。
  • 牛河が出てくることで、昔ドストエフスキーを読んだときの感覚を思い出した。
  • ホラー風味の天吾パパもよかった。エネーチケーがこわい。
  • 牛河でリチャード3世を思い出す、と書いていたら、後半でとつぜん「リチャード3世」が出てきてびっくりした。
  • 先日「ユング曼荼羅」を読んでいたが、今回ユングの石の塔と曼荼羅の話が出てきてびっくりした。
  • 即興でキャスティング。ふかえりは吉高由里子。中野まゆみはサトエリ。天吾はオダジョといいたいところだがちょっと違うか。金城武か。よくわからない。柔道していた大柄な男だから。青豆は山口智子が若ければ。タマルは渡辺謙が若ければ。牛河は板尾創路香川照之。大塚環は…。天吾パパは…。考えるのたのしい。

といってたら、なるほど中谷美紀加瀬亮ね。吉高はまちがいないな。
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