塗籠日記その弐

とりふねです。ときどき歌います。https://www.youtube.com/user/torifuneameno 堀江敏幸・宮城谷昌光が好きです。

ピエール・リヴィエール

ピエール・リヴィエール---殺人・狂気・エクリチュール (河出文庫)

ピエール・リヴィエール---殺人・狂気・エクリチュール (河出文庫)

「ピエール・リヴィエール」つまみ食い読み。一つの事件が複数の視線で語られるおもしろさ。

posted at 13:32:42

@kawade_bunko 「ピエール・リヴィエール」河出文庫 手記の部分読み終わる。なんだこれー。圧倒的な質と量の一人称。証言の部分からはじめて誰か映画化してほしい。

posted at 16:23:30

「ピエール・リヴィエール」残虐な犯行のあと逮捕されることを意図しながらの彷徨のシーンは映画にしたらきっと美しいだろう。

posted at 16:36:02

「ピエール・リヴィエール」映画化するなら絶対フランス映画でお願いしたい。証言の部分はカラー、犯行にいたるまでの手記の部分はあえてモノクロで。犯行後の彷徨のシーンは夢のように悲しく美しいカラーで。

posted at 17:22:20

観たい!なぜ日本でDVD出てない? ルネ・アリオ『私、ピエール・リヴィエール』。関連して「かつて、ノルマンディーでニコラ・フィリベールも観たい! こっちは手に入れられそう。

posted at 17:41:08



いつも考える。正気と狂気の境目。殺人が行われるとき、多くの場合そこには狂気があるのではないかと。ただ、そこで刑を減ずべきかどうかはまた別の問題だが。

かつて、ノルマンディーで [DVD]

かつて、ノルマンディーで [DVD]

その他読んでる最中の本。ヴィトゲンシュタインはほとんど読んだんだがなぜか最後ちょっと残す癖。

ウィトゲンシュタイン家の人びと―闘う家族

ウィトゲンシュタイン家の人びと―闘う家族

大川周明  ある復古革新主義者の思想 (講談社学術文庫)

大川周明 ある復古革新主義者の思想 (講談社学術文庫)

たそがれの国

たそがれの国

移行期的混乱―経済成長神話の終わり

移行期的混乱―経済成長神話の終わり

ヴィトゲンシュタイン家自殺し過ぎ。どんな遺伝か。
「たそがれの国」遠野物語のところを読んでいると、先日まで夢中で見ていた「熱海の捜査官」の内容が反芻される。
大川周明安藤礼二「場所と産霊」で興味をもった。キリスト教なの?ファシズムなの?右翼なの?興味津々の人物像。
「移行期的混乱」は読了。筆者の思考する態度の誠実さ、地に足の生活者の視線を忘れないお人柄。ただいつものようにあえて結論はなし。ご本人のブログでその辺りのことが語られている。
http://www.radiodays.jp/blog/hirakawa/?p=988