2005-06-09 中沢新一「アースダイバー」 本 この本を読んでいると、中沢新一がシェークスピアのパックかエアリアルか、とにかく東京のあちこちに魔法の粉をふりかけてあるく、とても身軽な妖精みたいに見えてくる。妖精の愛の粉がかかると、秘密が次々に姿をあらわす。今日はP112で泣きました。中沢新一で泣ける人ってほかにもいるのかなぁ。わたしの頭が変なのか知らん。とにかく、わたしの場合、この方の文体は身体にじかに来る。