つきとうばん
春から続いていた頭痛。わりと近くにある脳神経外科で先月と今月MRI・MRAを初体験。初回の検査のとき血管が怪しかったので、先週二回目の検査を受けた。結局現在のところ異常なしだったのだが(頭のしくみはね。たんに頭が悪いだけでした。)、一度目の検査のときは断続する恐ろしい音に衝撃を受けた。正味12分ほどだったが、これが一時間も続けば拷問になると思った。音に耐えるため、音に合わせて歌をうたったり、頭の中にチャクラ(または光の点)をイメージしたりしてみた。(その話をしたら、そのために血管の写真におかしな「点」が出たんじゃないかと言われた。笑。)しかし人間一度わかると慣れてしまうものだ。二度目はさほど苦痛を感じなかった。二度目の検査の帰りに寄ったお店でちょっとふらふらしていて見つけたのがこの「つきとうばん」。タイトルにひかれて見てみるととても素敵な着想の物語。何十年に一度巡ってくる「つきとうばん」。月と星の種をまくおとうさんとこども。作者は農学博士でファンタジー大賞もとったというSF作家。この人の他の本(ファンタジー大賞は「糞袋」)もちょっと読んでみたい。「捨てるな、うまいタネ」とか。
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