訃報 阿部謹也先生
http://www.asahi.com/obituaries/update/0909/001.html
まだ、お若いのに…。去年幼い阿部先生の写真の表紙にひかれて、自伝を買ったが、まだ読んでいない。「自分のなかに歴史を読む」「中世の星の下で」「西洋中世の男と女」など、過去に楽しく拝読した。特に「自分の…」の中の、前半、修道院での少年時代や、後半、西洋中世の音の世界(どのようにしてポリフォニーが生まれていったか)などが記憶に残っている。歴史を思うときに、そのころの「音」という要素があることをリアルに感じさせてくれた本だ。うちにあるリスベート・ツヴェルガーの「ティル・オイレンシュピーゲルのゆかいないたずら」も阿部先生訳だ。
自分のなかに歴史をよむ (ちくまプリマーブックス (15))
ティル・オイレンシュピーゲルのゆかいないたずら
- 作者: 阿部謹也
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/05/24
- メディア: 単行本
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- 作者: 阿部謹也
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1986/12
- メディア: 文庫
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