2008-06-21 夏至 雑記 満月のあとの夏至である。ANDを観に行く。その後食事と酒。絶対に成就せぬ恋がたかまる。諦めることが、本義である「あきらむ」(明らかにする)ことにむかって成就するか。老いゆく時間は残酷に流れて、美しいものを見続けることは甘美に苦しい。眼と耳は罪。この苦しさの葉を茂らせ、恋の枝からまったくちがう果実を摘むことができるのだろうか。